道場主のように毎回傾聴道場を開いている私は、自他ともに認めるかなりのお喋りです。

女子会に参加しても一番話をしているぐらいのスピーチ力?トーク力?のようなものがあります。

そんな私がどうやって傾聴を教えることができるぐらいまでになったかというと、正直に言うと、仕事で人の話を聴かなければいけない状況に追い込まれていたからです。

前職で、多くの人にヒアリングをして、仕事の状況を聴くという仕事がありました。そのため、必然的に傾聴力を求められました。ですので、このままではまずいと思って、コーチングを学ぼうと思ったわけです。

コーチングでは、相手に好奇心を持ちながら、傾聴することが重要なのですが、学びたての頃は
「我慢して、相手の話に集中しなければ、、」
という、習ったことを微妙に間違って覚えていて苦労したことを覚えています。

では、そんな自分がどうやって傾聴力を鍛えたかというと単純にコーチングの回数をこなしただけでした。

回数を重ねるということは、何かを習得するときには重要なプロセスで、実際のところコーチングでは、傾聴以外にもいろいろなことを意識する必要があります。傾聴だけ意識すればいいというわけではありません。

傾聴だけを意識するのではなく、様々な状況に対応していき、そして数を重ねることによって、傾聴力を身につけることができました。

ですので、傾聴道場では傾聴力を鍛えるために、様々な状況を設定して、その中で傾聴を鍛えていくワークを行っていきます。

コーチングを学ばなくても、傾聴のワークを数多くこなすことにより、傾聴力を鍛えることができるのです。

実際、職場では、相手の話を聴いてばかりいられないという状況も数多くあります。相手が反対意見を言ってきたり、思っていることと違う結果がでている状況や話が伝わっていないときなど

そんな時にも傾聴できるようになるためには、トレーニングが大事なのです。